Lyre, Dance, Relax, Therapy

東京で福島さんのカッチーニの日本語解説のプティ・セミナー。
私にとって読み難い、リズムも音も分かりにくい黄色の楽譜、
「新音楽」が分かりやすく面白かった。

イタリア初期のエスクラマションの話、詩をどれだけ大切にしているのか、
それにカッチーニはダンスの歌のことにも触れていて、
16世紀の歌付のダンスに、また新しい感覚が生まれました。
ありがとうございました。

Dès que je suis arrivée au Japon, j’ai participé un petit seminaire dirigé par un chanteur 福島 康晴 (Yasuharu Fukushima) sur le nouvelles musiques (Nuove Musiche) de Caccini. La partition jaune était pour moi compliqué. Je sais maintenant un peu mieux de l’exclamation du début baroque Italienne. C’est l’impressionant que le poème ou le texte était vraiment important, l’ordre, l’accent, le poids.. de l’expression. Aussi je me suis intéressé à la chanson pour danse qu’il a en parlé.

パリのバロックで、ものすごく注意されたのが膝を伸ばすこと、
とにかくピンと伸ばすこと。。
そしてあと2キロくらい体重を落とさないといけない。。かな。

そう言えば、東京の原田秀彦先生は、
膝を伸ばして床を突き刺す。。という表現をしていたのを思い出し、
そういうことなんだ。。頭だけだけど、やっと分かった気がしました。
バロックのラモーも、そういう表現が多かった。。
ラモーが言うには、それは足が美しくなるだけでなく、
壊さないということに繋がる。
そんなこと、考えたこともなかった。。というのが現実の私。

最近、あんなに嫌だったバレエやバレエ音楽を鑑賞するようになりました。
そしてマリンスキー劇場の末永メイさんという人のダンスを観て
ビックリしました。
オケの指揮者の方が踊らされてタクトを振っている。。
彼女が全体の指揮者のようで、
巻くような音楽とダンス、一度目の前で観てみたいと思いました。

長い間、バレエが苦手で好きでなかった理由は、
音のタクトに合わない、音楽で言うと音痴だからでした。
もし好ましくない指揮者に出会って
オケと合わない演奏やダンスになった場合でも
指揮者の方が聴いていない、と判断されるほどの
ソリストのカリスマ性と正確性とエレガントさをバランス良く合わせた
説得力なんだと思いました。

膝伸ばし。。がんばらないようにがんばろっと。

5年間のイタリアでのルネサンスダンスを経て、
今回パリに舞い戻りました。
再びバロックに着手したのは、自分にとっていい時期だったと思います。

先生やダンサー友人と再会し、なんだかホッとしました。
イタリア人とは違う身体の見せ方、歩き方、反応の仕方、
隣同士の国なのに、文化の違いを深く感じます。

ルネサンスダンスを踊っている時、
イタリアや日本のダンスを観てふと考えました。

ルネサンスダンスを踊れてもバロックダンスは上手く踊れない。
なぜなら実際のテクニックが時代と共に高度になり舞台芸術になっているから。

バロックダンスを踊れてもルネサンスダンスは上手く踊れない。
なぜなら本だけでなく、文化や伝統や習慣を必要とする狭い宮廷内の伝統舞踊だから。

以前私は、ダンスの舞台や教授、ダンス療法を考えていず、目的もなくかなりいい加減バロックでした。
でも今度は少しだけ、やんわりと半分くらいの本腰でやっていこうかなと思います。
ドゥミ・本腰ということで。。

フランスのダンス療法協会は、ソルボンヌ大学から生まれたもので、
パリ・オペラ座のエトワールだった、
ウィルフリード・ピオレWilfide Piolletが、この協会の名誉会員の1人だと知りました。

とてもビックリしました。
彼女はバロックダンサーでもあったし、こんなところでつながってる。。

先日、バロックダンスで、ピオレのBarres Flexiblesバール・フレクシブル、
やったばかりでした。
床上で変化するいろいろな変った動き(私にとって)についていくのがやっと。。
頭の重さを感じながら身体の重さや移動をしていきます。
まあ気を取り直して、彼女のバレエ・メソードを少し読むと、
心理的なこと精神的なことに触れている。。
結局到達するところは、内面。

バレエもまた、若い年齢で退団したり、舞台を降りるにしても、
まだ芸術や人間性を深めるためにやらないといけないことが
たくさんあるんだと知りました。

あまり好きでなかったバレエが、
自分にとってもっと近しく感じるようになってきました。
自分の視野が広がっていくのは、とてもおもしろいものです。

ソルボンヌ、Paris第5大学で学生だった時の
ダンス療法の授業で教授だった
フランス・スコット・ビルマンFrance Schott-Billmannと再会。
彼女は、特にアフリカやネーティブアメリカンなどの
音楽、ダンス、歌を研究しています。

私の論文担当をしてくれた人は音楽療法の教授でしたので、
フランスとは1年目でお別れになりました。

ソルボンヌ大学は、医学系の芸術療法資格で、
他に絵画、詩、身体表現、絵画歴史、アール・ブリュット。。などなど、
たくさんおこないます。
また絵画の歴史から精神科、心理学、哲学的なこと、モラル。。。
ここには書かないですが、他にもいろいろ。。
インターン、スーパーヴィジョンと、とにかくレポートの山。

私はといえば、入学するのに3回も受験して、
落ちまくったくらいのレベル。。
やっと入っても授業が分からなくて、
涙がポロリンコとなることも多く、
そんな中、このダンス療法の授業は楽しい楽しい、
療法士の卵のための療法的授業でした。笑

話は戻して。。。と。。

面接もなんとか、無事全部書類が通れば、

フランス認定のプロのダンス療法士。

そしたらうれしいな。。

ワンコの朝は、ご飯、そしてお散歩。
食べたものを出す。。という順番、そういうしくみ。^^;
私は毎朝の目覚まし時計が必要ないのです。
まずワンコのペロペロ攻撃とお腹すいた~!のアリア1曲。
しぶしぶ起きる。。

どうしても起きられない時は、布団をワンコに被せると、
小一時間は静かになります。
大音量にフタする感覚ね。
すると一緒に寝てくれる。
なんて優しい子なの~~!

この11月で14歳になる子。
てんかん症状が出るので毎日少量の投薬をします。

実は、このワンコ薬は私の病気の症状が酷い時、
病院でもらったものと同じでビックリしたことがあるワン。
私は卒業できましたが、ワンコは飲み続けています。

長生きして欲しいけどね、
ワンコはやっぱり人間よりも早く去って行くし、
すでに3匹目だけど、やっぱりそれを考えると寂しいもの。
毎日大切に楽しく生きようと思いました。
小学生の日記みたいだけど、許してワン。

お散歩コースAは、サン・ドニのセーヌ川の運河沿い。
とても気持ちいいです。

とうとう今年最後のアンサンブル部。
まだ楽器を持っていらっしゃらない方も、
楽譜が(×?☆)。。の方も、
大丈夫かな。。。と不安な方も
どうぞ参加してみてください。

今年は、フランスの作品です。
中世やルネサンス、バロックそして近代、童謡にシャンソンです。

途中からでも、いつでも参加できるように、
ちちんぷいぷいな用意しています。

【日にち】11月24日(日)
【時 間】10:00-12:00 & 13:30-15:30
【場 所】中野にある区民活動センター(詳細はメールにて)
【料 金】5,000円(朝または午後のみの方は、3,000円)
【持ってくるもの】楽器、譜面台など。

※ 楽器のない方はご一報ください。

参加ご希望の方や質問がある方などなど、メールお待ちしております。

バロックダンスのルネサンス。。ってなに?
そう。。私は。。
苦手なクラシックバレエもちょっとずつ再開して、
パリでバロックダンスをとうとう再開。
久しぶりの人たちと会いました。

イタリアでのルネサンスダンスの舞台から、
再びフランスに戻ってみるとかなり新鮮です。

そして違う意味で難しい。。

今年4月20日の東京の公演で、
ダ・ヴィンチがフランスに移ったフランソワ1世の時代から、
自分の頭は、一気にフランス・バロックになってしまい、
5年ぶりくらいになるのかな。。再び踊ろうと思いました。

バロックは、ルネサンス音楽よりも音の返りが速いし、
表現は、エステティックな面を大切にするのはもちろんのこと、
より上手に身体を使うテクニックが必要なようで、
結局、ラモーのエキリーブルに終始するのかな。。
そしてそれがここフランスの多くの研究者ダンサーが
挑んでいることなのかな。。
とまあこれは、私の勝手な解釈ですが。。

肩甲骨Omoplatesの使い方や腕のアンドゥオール、甲の使い方などなど、
何度言われてもできず、自分の不器用さがあらわに。。そして少しパニック。。

笑。。結局、筋肉痛。

秋休みは、こうして寒い冬を迎えるのであるよ。

クラシック音楽だけしかやってこなかった自分、その栄養剤。
ルネサンス音楽の即興の世界もバロックのリズムも
私の頭の中ではジャズに繋がっていく。
そう、カエルの子はカエル。やっぱりジャズのリズムは好き。

ああいうリズムやハーモニーに触れられるのは、昔からタップ。
バレエを止めた後、代々木の藤井真理子先生のスタジオに通っていました。

でも結婚と共にとにかく全部止めちゃって、
少しだけパリのマレのダンス学校とかでやったけど、長続きせず。

去年、戸棚の奥に入れてあった靴を見て唖然。。
内側ビニールがボロボロ。。ポロポロ。。ショック!
表はカビだらけ。。ごめんよ、靴。。

東中野にお店があると知り、さっそく買いに行きました。
でも再開するのに1年。。
なかなか勇気はわかないもの。。

そしてやっとこさ、一番近所にあるスタジオに自転車こいで行きました。
念願のレッスン!ジャ~ン。。
おそるおそる行ってみたレッスンスタジオ。
玉野和紀先生という人。。
緻密で華やか。
マンツーマン指導してもらったら、
私の頭ぐるぐる。。左右の足もぐるぐる。。
そしてMaco先生という人。。
明るくて楽しかった。

しかし一番大切なこと、忘れてました。
タップは、足先振って、ずっとぴょんぴょん飛んでいるんだった。。
心臓が飛び出そうになりました。

母のこと、今年の春になってやっと、
10年以上かかったけど、やっとゆるやかな気持ちになり、
そして10月の父の命日も過ぎ、お寺も行って、
なんだか気持ちもほっとしたな。
2人でいろんな天国旅行でもしているのかな。。
と思えるようになりました。
時間って年取るだけじゃなくて、忘れさせてくれるありがたいもんです。

新しく買ったパソコンが壊れてしまい、交換入替え中。
フランス出発が遅くなっています。
今回は、バロック・イン・Paris。
あっ、でもミラノもルネサンス・ダンス、寄るよ。

この記事は、以前のホームページの4枚目です。

<キノール=竪琴>​ 
キノールという名前は、ヘブライ語で竪琴という意味だそうです。
後述しますが、ダビデがイスラエルの王サウルの前で弾いた楽器です。 
王サウルのこころの病を癒したのが、この竪琴だったということです。
イスラエル国最大のガラリア湖(淡水)は、
人々の飲料水として大切にされていたようです。
上から見ると、竪琴に似ていることから、
ヘブライ語でいう竪琴、「キノール」から由来して
「キネレット湖」と呼ばれるようです。
竪琴は、国の代表する楽器であり、
イスラエルのコインには、このキノールが刻印されています。​​

実は竪琴は、中世からのキリスト教では、
ハープやシトール、プサルテリオンに代ります。
ライアーは異教徒の楽器として扱われてきているからです。
そのため、昔のキリスト教の宗教画や彫刻には
竪琴ライアーの姿はなく、
中世音楽の中にライアーは入っていないのだそうです。
その代りにプサルテリオンやハープを
天使や動物が弾いているのを目にします。

<オルフェウスの竪琴>
オルフェウスの竪琴は、アポロンより譲り受けたものです。
日本ではイザナギとイザナミの話に相当するかもしれません。
音楽の女神の1人カリオペを母に持つオルフェウスは、
歌を歌い、 竪琴を巧みに弾く吟遊詩人となります。
そして森の精エウリディーチェを妻にします。
彼の竪琴は、人や動物も、ありとあらゆ る自然の怒りも鎮めました。 
しかし妻エウリディーチェは、毒蛇にかまれ、早く死んでしまいます。​
彼は、黄泉の国に妻を 迎えに行き再会し、
この世に連れ戻そうとします。
オルフェウスと黄泉の国の神との約束は、
後ろからついて来ている妻を決して振り返らない
という事だったのですが、
オルフェウスは振り返ってしまうのですね。
そのため、エウリディーチェは、再び黄泉の国に引き戻されてしまう、
という話です。
これは本当に悲劇。

 <アポロンの竪琴> ​
さてキリスト教よりもずっと昔のギリシャ神話に話を移します。
アポロンは、オリンポスの12神のひとり、
ゼウスとレトの間に生まれました。
彼は、予言、医学、音楽(竪琴弾き)、弓矢、数学などに長け、
非常に知的で美男子な神だったと神話にあります。 
彼の竪琴はヘルメスが亀の甲羅から作ったもので、
アポロンに贈りました。
このふたりの出会いは、興味深いものです。
ヘルメスがアポロンの飼っていた牛を盗んだ事から始まります。
アポロンは、予言者でもあったので、
すぐに犯人を見つけ出し、ひどく怒ります。​
しかしヘルメスが、亀の竪琴を奏でると、
アポロンはすっかり上機嫌になり、許してしまいます。
なんていい人なのでしょう。。
そして彼はヘルメスから牛を返してもらい、
一緒に竪琴を譲り受けます。
彼は、ヘルメスに竪琴のお礼として、自分の大切な杖を贈り、
お互いに友好の絆を約束します。​
ちなみにこの杖は、医学のシンボルとなっています。
この物語は、ヘルメス讃歌より引用しました。

現在のパリ・オペラ座の屋根の上の真ん中に立っている像、
ご存じですか?
このページのアイキャッチの絵です。
実は私もここ数年に知ったことなのですが、
向かって左側(南向き)にはタンバリンを持った音楽家(調和)、
右側には詩人(創造と訳してもいい?。。)が座り、
真ん中にオペラ座の正面から向かって立っているのがアポロン。
アポロンは、下にいる私たちを見つめ、
両腕を上げ、金の竪琴を天に掲げて立っています。
またオペラ座のシンボルは竪琴です。 ​​
作者はエメ・ミレという人のようです。
白人の魂は、ギリシャに帰依するということは時々耳にします。

<ダビデの竪琴>
私はソルボンヌ大学に移る前に、実はナント大学に通っていました。
絶対に忘れられない初日の一番の授業は、ダビデの竪琴の物語でした。
ヨーロッパにおける音楽療法実施の大切な起源のひとつとして
考えられているのだと思います。

ダビデDavidは、ユダのベツレヘムで8人兄弟の末っ子に生まれました。
大きくなると羊飼いとなり、獰猛な動物を鎮め、 羊を守りました。 
その頃、イスラエルの王サウルSaulのこころの病は
日に日に重くなり苦しんでいました。
サウルは、 ダビデが勇敢さと巧みな竪琴を奏でられることを知り、
彼の音楽に心の癒しを求めました。
​のちにダビデは、サウルが亡くなった後、
イスラエルの王となっていきます。
これは、旧約聖書を参考にしました。​​

<バロック時代>
先ほどのオルフェオの題材は、17、18世紀になっても
取り扱われてきました。
G.Caccini(カッチーニ)のオペラ「エウリディーチェ」は
1600年に作曲されて一番古いのですが、
すぐ後に作曲された J.Peri(ペーリ)の「エウリディーチェ」が
先に世に出てしまい、
これが現存する最古のオペラとしてあつかわれます。​
この物語では、ふたりは仲良くこの世に戻るという
ハッピーエンドとなっています。
めでたし、めでたし。

そして18世紀には、グルックが
甘美な旋律と情感があふれたハーモニーの3幕オペラを作曲しました。
有名なアリアがあります。
この旋律はライアーで弾いても合うと思います。

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