最終日には、シェアリングタイムがありました。
私は、このワークショップの、できた所までで良いから、
皆の前で、音楽を分かち合う、というのは、
コンサートよりも、大切な時間だと思っています。
演奏のうまさではなく、うまくなるための基礎の基礎となる、
人間関係、助け合い、協力を体験でき、
またくつろげる雰囲気の中で、
ありのままの自分との対峙が許され、
自分の心の強さと自分の音楽の実力を知り得る、
唯一の時間となるからです。
人が評価するのではなく、自分が自分をどう感じるか、です。
自分を批判する人は、人を批判する人になります。
自分にあたたかい人は、人にもあたたかです。
こういった経験は、自分の心の成長に深く関係していく事になります。
ミスタッチ(間違い)を怖がることなく弾く、などと、
私のホームページサイトにありますが、
実はとても難しい事です。
間違いは、誰でも怖いし、恥ずかしいものです。
もちろん私も、嫌です。
でも、間違いを怖がり、小さく安全にまとめる音楽より、
間違いは怖いけど、それよりも、
自分を表現し続けようとする強さを育てて、持つ方が、
生きた音楽ではないかと思います。
間違いなく演奏すると言うのは、
自分を100パーセント表現できた上で考えていく事で、
私は、奇跡の重なりだと思っています。
今回、私のワークショップは、2つあり、
1曲は、共同で音楽を作りました。
その中で、ライアーの初心者の方が、
中堅の方と一緒にソロ部分を弾きました。
音に無我夢中に食いつくその姿は、ミスタッチ以上に、
私をぞくぞくさせてくれました。
また土壇場になって、怖い、弾けない、できない。。
と言っていた方もいて、背中をおしました。
演奏後の彼女の顔は、なんとも晴々していました。
何かお礼がしたいと言って、きれいな石を贈ってくれました。
彼女の目いっぱいの気持ちを感じたので、
お断りする事をせずに、いただきました。
さまざまなドラマの中で、
私のクラスの人であろうとなかろうと、
みんな、「しあわせ」をもたらす音楽ができただろうか、と思いました。
期間中、私は、反省をしたり、自分を褒めたり、勇気づけたりしました。
たくさんの学びをさせてもらいました。
「ライアー弾いてて、楽しかった~。」
という印象を少しでも思ってくれたら、
それは、私への大きなプレゼントです。
ありがとうございました。
心より感謝します。
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