みなさま、こんにちは。
先週のバルセロナから数日しかあいていない中、
引き続き、かなりのハイテンションで、
ルネサンス音楽のオルヌマンを勉強しに行きました。
私のやっていること。。
古い音楽、古いダンス、そしてライアー、療法。。
古いものとライアーとの間が、
なかなか折り合いがつかず、いろいろ考えていました。
ルネサンスハープで、オルヌマン (Ornement) を教えてくれる、
というのを知り、この機会に是非!と思いました。
オルヌマンは、後期ルネサンス時代やバロック時代の
即興の基礎の基礎になります。
いわゆるアレンジ方法というものです。
基本のメロディーを壊し過ぎず、規則の上の自由。。というか、
いわゆる規則の上のセンスを問われるような世界です。
古い時代の楽器は、早く音が減音してしまうので、
1音を伸ばしている間、ごちゃごちゃくるくる。。と、
その間に音やリズムを入れていきます。
オルヌマンは、「装飾」と訳していいと思います。
音楽で言う「装飾」=「即興」となります。
スペインでオルヌマンの本が出版され、
オルヌマンは、あっという間に、イタリアの華となり、
フランスヴェルサイユ宮殿に上がっていったようです。
そんな歴史を想像したら、ぞくぞくしました。
ルネサンスハープを触ってみて、
私の弾く現代のライアーは、
やはり聴衆のために作られていない楽器だというのが、
再確認できました。
ライアーは、聴衆のためには、マイクなどが必要不可欠ですね。
ルネサンスハープは、聴衆のために弾く、という目的が最初からあり、
聴衆に聞こえるように、はっきり発音していかないといけない、
と何度も注意されました。
クラシック音楽には、確かに必要な事だと思います。
6曲くらい練習しました。
ルネサンス時代のカナリオのリズム、
8分6拍子と4分3拍子が交互に出てきて、
ウッとなりますが、ウッとなりながら弾くとうまくいく事を発見しました。
ロマネスク通奏低音のオルヌマン、
明るい旋律とリズムや対位法を重視した通奏低音。
ダンサーや声楽家からではなく、楽器演奏家から、
違った視線で、リズムや旋律を感じて見る事ができ、
とにかく、とても新鮮でした。
朝から、デトロイトのライアー世界大会で踊る、
バロック様式のダンスの練習をしていたら、
それを見ていたドイツのバロック・ハーピストの方が、
突然、伴奏したいと言いだし、おお!と思いました。
前日に突如1曲増え、慌ててコレグラフィーを編成。。
最終日コンサートでは、バロック・ハープ(アルパ・ドッピオ)の方々が、
その曲を6人ほどで弾いてくれました。
突然ですし、靴も持って行っていなかったので、
足首下のカエル柄靴下で、2曲踊りました。。。
今までは、録音音楽にしても、生の演奏にしても、
音の上に乗っている感じだったのですが、
アルパ・ドッピオでは、心が突き動かされるような音で、
自然に音で踊らされる不思議な感覚でした。
コンサートのルネサンスハープでは、オルヌマンに挑戦してみました。
前日の夜中に、やっとできた自作オルヌマン曲でした。
緊張しましたよ。。震えました。^^
今度引っ越すおうちの工事で、すっからかんになった私。。
只今ジリ貧時代で、いろいろな人を心配させてしまいました。
人に助けられ、人のやさしさ、あたたかさに触れ、
本当にありがたいなと思いました。
心より感謝しています。
また、歴史や新しい音楽の様式に深くじっくり触れられ、
無理して行って良かったと思いました。
しかし、パリに帰宅したら、お腹が。。ゆ、ゆるい。。
冷やしちゃったのかもしれません。。
みなさまも、暑い中、冷たいものは、注意してくださいね。
それではまた
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