先日、スイスの音楽療法士のテレビ番組がありました。
療法士の家で、自宅療養の病気末期の患者さんの療法をします。
50歳代の女性が患者さんでした。
療法士さんも女性で、やはり同じくらいの年令でしょうか。
ここに来て良かった。。と患者さんは言っていました。
もう怖くない。。。平安なんだ。。と。
壁には明るい色の布が何枚もかけられ、
まん中に白い小さなベッドがあります。
そこに患者さんを横に寝かせて、
音と手技によるヒーリングをしていきます。
少しずつ近寄っている死の恐怖について、患者さんが話をしてくれました。
それを聞いていて、私はものすごく怖くなりました。
怖い、という気持ちは、自然な事なのだろうけど、
その恐怖心を打ち消したり、そこから逃げたりはできない、
その土壇場を受け入れた患者さんだから、
このように淡々と話ができるんだと思いました。
療法士さんの療法をするお部屋を見ていて、
現実とあの世の中間の雰囲気があるような気がしました。

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